ご挨拶

理学療法士として働き始めて29年の間に、たくさんの人と出会い、
人に触れる仕事を通じて、喜びや悲しみを分かち合う瞬間を積み重ねてきました。

住み慣れた場所を離れて暮らす方とも関わる中で、
「その人らしい生活」が持つ力を、改めて実感するようになりました。
私と出会うことで、日々の暮らしに小さな楽しみや生きがいが芽生え、
“私と過ごす時間も悪くないな”と感じてもらえることを、いつも願っています。

そうした関わりを続けるうちに感じたのが、
五感に届く心地よさは、身体だけでなく心の元気にもつながるということ――。

そんな実感から、私はいま、運動による健康づくりに加え、
よもぎ蒸しや花のある暮らし、やさしさを感じるモンゴル雑貨など、
“日常にそっと寄り添うケア”をお届けしています。

エイジングケアとは、ただ若さを追いかけることではなく、
「自分らしく生きる力」を重ねていくこと。
一人ひとりが心地よく、自分の時間を大切にできるように、
体も心も整う場所を、これからもつくっていきたいと思っています。

日々の暮らしに、ほっとする時間を。
あなたに合ったケアを、一緒に見つけていきましょう。

Angel Florets(エンジェルフロレッツ)について

Angel Florets(エンジェルフロレッツ)は、
日々の暮らしにやさしさとぬくもりを添える、心と体の癒しのセレクトショップです。

よもぎ蒸しによる心地よいセルフケア、大自然の恵みを感じるモンゴル雑貨、そして想いを花に込めて届けるフラワーギフト。どれも、人のあたたかさや真心を大切に選び抜いたものばかりです。

店長は、長年モンゴルと交流を重ねてきた理学療法士。現地で出会ったやさしい手仕事や自然素材の魅力を、日本の暮らしに合う形でお届けしています。

Angel Floretsは、あなたと誰かの心をそっとつなぎ、笑顔をひらく小さな贈りものを揃えています。
ともに育ち、やさしさが広がる場所でありたいと願っています。

 

モンゴルの魅力

魅力あふれる広大なモンゴルモンゴルはこんなところ

モンゴルは、日本の約4倍の国土に総人口が約330万人、首都のウランバートルには総人口のおよそ半分の約160万人が暮らす国です。

首都のウランバートルはビルやマンションが建ち並び、人と車の多さにびっくりする大都会なのです。しかし、国土の45%が草原、35%が砂漠のモンゴルですから都心から40㎞ほど離れると主要道路以外はただの草原になり、遊牧民のゲル(モンゴル式住居)が点在する地域に入ります。

遊牧民族は家畜をとても大切にし、肉はもちろん皮や毛もまるごと自分たちの生活に役立てています。干し肉も、馬の乳でつくる馬乳酒も、牛の乳でつくる保存の利くチーズも、寒い冬でも食べものに困らないように大切にいただくための昔からの知恵です。

家畜は食料である草がなくなる冬は痩せた体で寒さをしのぎます。夏は栄養豊富な草を食べ適度な雨にあたり良く運動します。そうやって厳しい自然環境の中で放牧された家畜たちをまもるウールは、遊牧民も寒さから守ってくれる大切な防寒用品になります。

ウランバートルで生活していても、休暇になるときれいな空気を吸いに田舎へ行くのがレジャーです。私が仕事で行っていても休みの日には必ず誰かが草原へ連れ出してくれます。初対面でも、牧場主や蜂蜜農家のおじさんは、馬に乗りに行こうと誘ってくれるし、釣具屋のおじさんは700㎞先へ川釣りに行こうと誘ってくれる。そんなみんなが大好きな田舎の楽しみ方を二つ紹介します。

遊牧民の家に突撃訪問

ウランバートルからわずか30㎞ほど行くと主要道路以外はただの草原。遊牧民のゲル(モンゴル式住居)が点在する地域に到着します。

モンゴルの方との交流

途中の市場で肉などの食材を買い込み適当に見つけた遊牧民の家を突撃訪問し、火元を借りて調理をし、家主さんへお礼もかねて一緒に食べるのが私の友人の休日ドライブの楽しみ方の一つです。

この日も草原を1人で歩いているおばあちゃんを発見し、かまどを借りる交渉開始。友達がモンゴル風のやきそばを作り、できあがった頃おじいちゃんが馬に乗って帰ってきましたが、見知らぬ私たちに驚くこともなく、あたりまえに馬乳酒でおもてなしをしてくれるのです。

お別れの時、涙ぐみながら旅の安全祈願のおまじないで馬乳酒をまいて見送ってくれたおばあちゃんの顔が今でも忘れられません。

走った場所が道路になる草原

目的地の国定公園を示す看板を右折して草原に入ると、途中ふたまたに分かれた道があり、迷いつつ我々を乗せた車は右へ進みます。この時点で道を調べないところがモンゴル流なのでしょうか、案の定違う集落に到着してしまいました。

天使のつぶやき②迷子になった草原でも「走ったところが道路」の草原。間違っても来た道を戻るのではなく、そこから目的地方向へ続く道を見つけるために草原を走りながら出会った人にたずねます。聞く度にちょっとずれた方向を教えられ、ついに道がなくなり360度見渡す限り草原の丘。GPSも切れています。

こんなところで迷子になったらどうなっちゃうんだろうと不安に思うのでしょうが、モンゴル人はなぜか慌てないのです。たぶんこっちだと思う、という野生のカンを頼りに進むと、なんと目的地へ無事到着でき、別便で向かった友人とも感動の再会を果たすことができました。森の中なら間違いなく遭難していたと思いますが、モンゴルの草原なら迷子も楽しい冒険になるのです。

自然の中にいることがあたりまえだった昔から、衣食住では自然の恵みを無駄にせず使い切り、楽しみも学びも自然の中にあるモンゴル国は、何度訪れても新しい発見があり楽しみが尽きません。

取り扱いアイテム

ハーブよもぎ蒸し

フラワーギフト

モンゴルグッズ